海外旅行保険を節約しよう ~クレジットカードの補償は?
留学やワーホリなど長期の海外滞在で欠かせないのが、海外旅行保険。
現在、フィリピン入国の条件として、海外旅行保険が義務付けられています。
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<在フィリピン日本大使館のHPより>
フィリピン到着前に、信頼できる保険会社による、フィリピン国内滞在中の新型コロナウイルス感染症治療のための海外旅行保険(最低補償額3万5,000米ドル : 約400万円)に加入していること。
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友人の弟がシアトル留学中に自転車に乗っている時、
交通事故に巻き込まれ、複雑骨折してしまいました。
きちんと保険に入っていたのが不幸中の幸い、
もし保険に入っていなければ親が破産していただろう・・・と。
カナダでは州の健康保険に入ることができたので、私は途中からそれに入りましたが、
手続きが確実に完了するまでの3か月分は
海外旅行保険に加入して行きました。
費用を節約するために保険に入らないで来たという人に、
カナダでけっこう出会ったことがあります。
どこか痛いところや不調があっても我慢していた彼ら・・・
やっぱり病院に行けないというのは不安ですね・・・
そうは言っても、長期で滞在する場合、保険料は大きな出費です。
そこで、私が留学した時や海外旅行に行く時にどうやって節約するか、ご紹介します。
クレジットカード付帯の保険を基本とし、
補償の弱い部分だけ、海外旅行保険のフリープランでバラ掛けする、という方法。
まず、クレジットカードの補償内容をチェック。
例として、私が毎回お世話になっているエポスゴールドカードを見てみると、
傷害死亡・後遺障害:最高1000万
← 十分
傷害治療費用:300万(1事故の限度額)
← やや弱い
疾病治療費用:300万(1疾病の限度額)
← フィリピン入国に足りない
賠償責任(免責なし):2000万円(1事故の限度額)
← まあまあ
救援者費用:100万(1旅行・保険期間中の限度額)
← 弱い
携行品損害(免責3000円):20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
※携行品1つあたり10万円程度、乗車券等は合計5万円程度
← 十分
こうしてみると、
・傷害治療費用
・疾病治療費用
・救援者費用
・賠償責任
これらの補償が弱いため、海外旅行保険のバラ掛けで追加します。
・傷害死亡・後遺障害
死亡補償は、自分が亡くなった後にお金を残してあげたい人がいる場合(私は独身だからそういう人はいない)は必要かもしれませんが、
節約をするなら、「生きていて治療が必要な場合の補償」に重点を置くと良いでしょう。
また、民間の医療保険に加入していて、
死亡・後遺障害の補償を付けている人は重複するので、確認しましょう。
・賠償責任
建物に損害を与えてしまった時など、2000万円で足りるか、判断に迷うところです。
しかし、賠償責任の保険料はとても安いので、念のため私はつけていきます。(次の記事で書きます)
・救援者費用
これは悩みどころ。
保険は万が一のことを考えて入るので、あれもこれもとつけるとキリがないのが難しいですね。
何かあって日本に搬送される場合、100万円ではとても足りないので、もう少し足します。
・携行品損害
1つあたり10万円程度まで、合計20万円程度ということで、
持ち物で高額なものは
iPhone(1年半くらい前に買ったものなので現在の価値5万円程度)と、
パソコン(3年くらい前に買ったものでこちらも現在の価値5万円程度)
なので、私には十分でしょう。
次回は、補償が弱い箇所だけバラ掛けしたらいくらになるか、
各社を比較してみます。